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COLUMN

新築住宅をお考えの方必見!地震に強い家の間取りとは?

2019.05.23
コラム

新築住宅を建てたいと考えている方の中には、地震に強い家にしたいと思っている方が多いのではないでしょうか。実は地震に強い家かどうかは、間取りも大きく影響しています。
地震に強い間取りとはどういう間取りの家かということはあまり知らない方もいることでしょう。そこで今回は、地震に強い家の間取りについてご紹介していきます。

耐力壁が多い家

地震に強い家を作るにあたって、「耐力壁」は非常に重要なキーワードです。
耐力壁は、耐震壁とも呼ばれ、筋交いなどが入っていて耐震性のある壁のことを指します。
この耐力壁が家中に張り巡らされていると、家自体は非常に安定し、耐震性は高まります。
しかし、耐力壁には注意点があります。
耐力壁をむやみに配置してしまうと、かえって耐震性が弱まることがあります。
例えば、北は耐力壁が少ないが、南側には多いといった間取りであるとバランスが悪く、強度が強いとは言えません。

部屋が広すぎない

理想の家のイメージとして、「広い吹き抜けがあり開放感のある家にしたい」という考えをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
広い吹き抜けは多くの人にとって、憧れの間取りですよね。
ただ、耐震性という観点から言うとあまり部屋を広くしすぎることはおすすめできません。
当然ながら、コンパクトな部屋がたくさんある家の方が梁や壁が多く、安定した構造になります。
耐震性を意識しながら、理想の家づくりをしていくことが重要になってきます。

全体が真四角

理想的な家の形としては、真四角の家だと言えます。なぜなら、家の形が複雑であると、単純にバランスを取るのが難しくなるからです。地震により、前後左右上下とあらゆる方向に強い力を受けることになります。
全体が真四角な家はバランスよく柱を配置できます。地震の力を分散するには「通し柱」の存在が鍵になります。通し柱とは、家の土台から二階部分まで途切れることなく、一貫して通っている柱のことです。
一方で、複雑な形をしている家は、デザイン性に優れているかもしれませんが、地震の際には負荷に偏りが起き、バランスを崩しやすくなります。

まとめ

今回は地震に強い家の間取りについてご紹介しました。
地震に強い家の間取りとしては、「耐力壁が多い」、「部屋が広すぎない」、「全体が真四角」などが挙げられます。耐震性を担保しながら、こだわりのある家にしたいという思いを形にすることが非常に重要です。
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「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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